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さかうえストーリー

― 今後の目標(夢)を聞かせて下さい。

今後の目標ですか?
実は、改まって自分自身の夢というのはそれほど無いんです。
こういうと疑われるかも知れませんが、私は幸せにも”私欲”を捨てる事が出来たんですよ。 ある時ふと思ったんです。今まで自分がどういう時に上手くいったかを振り返ると、すべて誰かのために役に立とうと思っていた時だった、と。

ですので、ありきたりですが、自分は世の中のために存在している、世の中の為に働くことが正しい、と。日本人は昔から”働く”という言葉を”傍(はた)を楽(らく)する”という意味で使っています。 ”傍を楽する”つまり”相手の為に、世の中のために”は、いわば東洋文化のアイデンティティだと思います。それに対し、西洋では”Labor(=働く)”「労働」といった意。 古くはある種の「罰」のような意味合いがあります。 そう考えると、よく外国では長時間働くことを良しとしないというのも理解できる。 むしろ、能力がないとみられる事もありますよね。そうではなくて、私達さかうえはこの日本古来の“傍を楽する”という考えを大切にしていきたいです。

私は、一農業人として一企業人としてこれまで沢山の失敗、成功を繰り返し、多くを学ぶ事ができました。今、思うことは、自分たちが農業を通じて得た、また今後得るであろうさまざまなノウハウや経験を 世の中に役立つように直接的、間接的に還元していくこと、それが”さかうえの役目”として 認識し突っ走っています。

ただそれを最大限実現するためには、私一人が先頭に立ち続けるべきではないと思って います。なぜなら一個人の時間や思考は有限だからです。 私が思いつかないことは、残念ながら、私の思考を超えては実現できないのですよ。 ですので、私自身、ヨーロッパ視察に行ったり、学校に通ったり (注:2010年4月より九州大学大学院 生物資源環境化科に入学)して 思考の枠を広げる努力をしています。

しかし、いずれにしても私一人では限りがありますので、 さかうえの社員が成長し、主体性をもって考え、知恵を出しあう事で 会社としての可能性をどんどん広がっていくような流れを作りたいです。 今、他分野の企業とアライアンスを組んでいくつか事業を進めようとして いますが、それも自分達だけでは成し遂げられないことを実現していくための一つの取組みなのです。

― 最後になりましたが、今後の抱負をお願いします。

環境がめまぐるしく変化してくなかで、次の世代が”さかうえの考え”を継承しつつさらに進化していく。 そんな社員を育てたい、世の中に輩出していきたい。 そのような思いからか、私は”さかうえ”の事を最近よく”社長育成企業”にしたいと思います。 

そうすることで もっと世の中に貢献できる。 “農業”はまだまだ多くの可能性を秘めており、世の中のさまざまな問題を解決できる力を持っている、そう思っています。 だから、多くの人材を育てることこそが“傍を楽“にする、つまりは世の中のために、ということに繋がります。

私にとって、いや、さかうえにとって”よく働く”は最高の誉め言葉です。 これからも多くの皆様からそのように言っていただける“さかうえ”を創っていきます。

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