株式会社さかうえ

私たちが
直面している
社会課題

現在の日本は、人口減少社会・少子高齢化の進展に伴い社会構造が大きく変化しており、ことさら地域社会へのその影響度合いは大きく、空き住居や空き店舗の増加、耕作放棄地や遊休農地の増加など目に見える形で衰退が進んでいます。また、多くの地方の中心産業の一つである第一次産業も同様の影響を受けており、将来の日本を考える上で重要な問題であると言えます。
一方、地球規模で言えば、気候変動問題や人口増加による食料・エネルギー問題などに対する持続可能な社会の形成に向けた取り組みが喫緊の課題となっております。

さかうえ
モデルと
社会課題の
解決

当社は、創業以来、事業を通じた社会と地球環境の最適化を目指し、多くの幸せ創りに貢献することをモットーに取り組んできました。
その成果の一つの事例として、ピーマンの生産をここ数年強化し、耕作放棄地の有効活用を進め約6haに栽培施設を拡大。工程管理による生産効率の向上と共に、地域人材の雇用を進め社員数の大幅増加。一連により、地域資源の有効活用(社会課題(荒地、雇用)の解決)=生産量の増大=収益率の向上 という継続的な発展が可能なモデルを確立しました。またその結果、ピーマンの出荷量において日本最大規模となり、生産だけでなく、自社にて包装・梱包業務を実施、そして営業機能としての流通部門(他生産者からの買付も実施)の強化など、さまざまな職種での雇用機会の拡大を果たすことが出来ています。
近年では、耕作放棄地を利用した放牧型の畜産事業を開始。農村が抱える課題解決のみならず、消費者の健康志向の高まりに適う赤身肉の供給を見据え、国産のグラスフェッドビーフとしてブランド化した販売戦略をとっていきます。また牛肉の加工も自社にて展開し、耕種農業だけでなく畜産においても事業の6次産業化を進めています。

これから、
フロント
ランナーと
仲間作り

さかうえではこれまで培ってきたさまざまなノウハウを活用し、事業を通じてより多くの幸せを創り出していきたいと考えています。その中でも、これから特に成し遂げていきたい点として
①地域資源を有効活用した新たな事業モデル
②多くの人への学びの機会の提供
の2点を挙げます。人財の育成と地域資源の有効活用がこれからの地方社会を盛り上げていくには不可欠です。当社が創り上げたモデルを一つのベースに、意欲ある人材(仲間)によって国内外の各地で新たな事業展開や連携がおこなわれていく、そういったきっかけをこれからも作っていきたいと思います。そのためまずは何よりも当社が一つでも多くの社会課題の解決に向けた事業にフロントランナーとしてチャレンジしていく所存です。皆様これからもさかうえにご注目ください。代表取締役 坂上 隆