『”畜産王国”はいま』というタイトルの記事が南日本新聞に連載されています。
この畜産王国とはもちろん鹿児島のこと。
鹿児島の今の畜産事情と行く末を探る・・・という狙いでしょう。
その連載の9回目で㈲さかうえのサイレージが
耕畜連携の事例として取材、紹介されました。
○鹿児島では牛・豚の畜産頭数が増えているが
飼料作物の作付けは減っていること。
○輸入穀物の価格の高騰が畜産農家の経営に
インパクトを与え、国産飼料に注目が集まっていること。
○㈲さかうえが飼料を手がけた経緯。
○飼料生産の受託の開始し、地域で循環システムを構築していること。
※畜産農家の畑にて⇒飼料生産を㈲さかうえが受託する⇒
畜産農家で出たたい肥を⇒㈲さかうえが引き取り、自社の畑で活用
たった一人の畜産農家さんから
「畑に漉き込むくらいだったら、その飼料作物を分けてくれないか」
と言われ、潜在的なニーズに気付いたことが、
このサイレージ事業のスタートでした。
ニーズがある、ということは、課題がある、ということ。
5年以上掛かって商品化・市場化を進めてきましたが、
畜産農家さんの課題の中の一つを解決できているのだとすると
それは時間をかけた甲斐があったものだと思っています。